ちょっと芋煮フェスティバルに行ってみた!!

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こんにちは、板橋営業所の笹原です。3連休初日の東京は雨模様です。10月も1週間が過ぎプロ野球もほぼほぼ順位が確定し、我が読売巨人軍は残念ながら4位でペナントレースを終えました。つい先日オリックスのマレーロ選手がプロ野球10万号を打ちました。記念すべきホームランです。マレーロ選手はシーズン途中で入団し6月9日の自身のデビュー戦でホームランを打ちましたが、ホームベースを踏み忘れてしまい記録上は3塁打となってしまったあの大物です。ホームベースを普通に踏んでいれば、T-岡田選手のホームランが記念すべき10万号ホームランでした。シーズン途中での入団にもかかわらず20本以上のホームランを打ったマレーロ選手!いろいろな意味でもってますね、ぜひ我が読売巨人軍に来てください。

さて今回は、ちょっと山形へ出かけてみたのでその様子を書いてみます。山形県は置賜・村山・最上・庄内の4地域に分かれています。村山市は亡くなったじいちゃんの出身地で笹原という名字も多い地域です。じいちゃんは8人兄弟の末っ子で名前は留蔵でした。もう最後にしようとした名前っぽいですね。故坂本九さんも9人兄弟の末っ子で九さんなので(たぶん)似たような名前の付け方ですね。

今回は、ちょっと日本一の芋煮会フェスティバルに行って見ました。芋煮は山形の郷土料理のイメージですが、東北地方の各地でよく食べられています。福島県や宮城県などでも、家庭料理としてよく食べられているのだそうです。また、地方によって味付けなどにも特徴があります。村山地方は醤油味が基本ですが、庄内地方は味噌味で、牛肉を使う地方、豚肉を使う地方と様々です。おいらは牛肉の醤油味が1番おいしい気がします。味噌味や、塩味で食べ比べてみましたが、やっぱり牛肉の醤油味がおいしいです。今回は、山形牛入りの芋煮でしたがA3ランク以上の牛肉でないと山形牛と名乗れないのだそうです。日本一の芋煮会フェスティバルは見ヶ崎川河川敷にて毎年行われ今年で29回目だそうです。平成元年から毎年開催されているのですね、今回は、29回目にちなんで肉フェスも開催されていました。

朝早くに現地に到着すると、すでに大鍋で3万食分の芋煮の調理が始まっていました。鍋から湯気が立ち上り続々と一般客が到着し始めています。整理券を確保できれば食べられるのですが、別途料金で予約をすると指定席のような所が用意されます。食べられないとちょっと涙ぐんでしまうので念の為そちらも予約をしておきました。学生のボランティアも含めたくさんのスタッフが手分けをして働いています。協賛企業も多数で日本一と言うにふさわしい規模です。2代目鍋太郎の直径は6mあります。3万食分の芋煮を作るには重機が必要になります。衛生面を考え毎年新品の重機を1回ばらし、グリスなどをきれいに洗い流します。グリスの部分には、バターやマーガリンを代用するのだそうです。先端部は芋煮専用に特注品です。3万食分の芋煮の材料は、すべて山形産です。地産地消です。米どころの山形ですから酒蔵もたくさんあります。味付けのお酒も5つの蔵から協賛されていました。里芋・肉・ねぎ・こんにゃく・醤油・砂糖・酒・水などすべて山形産です。ちなみに2代目鍋太郎は25回目を最後に引退で来年はさらに大きくなる予定の3代目鍋太郎に代を譲り、初代鍋太郎は、河川敷に展示してあります。

10時を過ぎたあたりで、大鍋で作られた芋煮が完成すると、整理券の順番に従い順次芋煮を堪能します。午後2~3で今年も完売です。味のほうは、おいら的にちょっと薄味でしたがよい味でした。なぜか玉こんにゃくも2本購入してしまい満腹になりました。

最後に芋煮の簡単なレシピを掲載しておきますので、ぜひご家庭で作ってみてください。ちなみに山形では川原でBBQ代わりに芋煮をするそうですよ。

分量(3万食分) 

里芋3t・牛肉1.2t・こんにゃく3500枚・ねぎ3500本・醤油700ℓ・日本酒50升・砂糖200kg・山形の水6t・6tの薪

作り方

大鍋に水、里芋、こんにゃくを入れ、火加減を見ながら牛肉ねぎを入れます。醤油、酒、砂糖で味の調整をしてください。
ざっくりと分量・作り方を掲載しましたので、お好みで楽しんでくださいね。

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