久禮曜子

コロナ禍に思う

こんにちは、購買班の久礼です。

長かった梅雨が明けて夏が本気を出して参りました。
例年のごとく暑さに辟易していますが、しかし今年ほど夏という風情が感じられない夏はないのではないでしょうか。

関西では京都の祇園祭が中止、年末の風物詩である神戸のルミナリエが
早々に中止が決定しました。やはりこうなると世の中にいろどりがなくなりますね。

しかし。このコロナ禍のお陰で(?)私なりに良かった事もありました。
新しいドラマが撮影出来ないお陰で昔のドラマや映画の放送が増えた事です。

90年代の名作「愛してるといってくれ」、2000年代の名作「やまとなでしこ」等など。当時は見ていなかったのにww2020年にしっかりと見ました。

まだまだ若くて美しいトヨエツに常盤貴子。やたらメイクが古い松嶋菜々子。
デビューして間もない初々しい矢田亜希子。皆さん若い時も素敵ですが今も良いです。

よーく見ていると90年代には携帯がない、ネットがない。電話ボックスが街中にある。電車で移動している人が携帯を見ていない。
連絡が取れずに店の前で待ちぼうけ(今ならありえない事ですね)
2000年代は懐かしいガラケー、アンテナがある携帯を久々に見ました。

・・・とまぁ、世の中は確実に進化しているなぁと思いました。ちょっと不便な時を懐かしく思ったり。こんな夏を過ごすこと、こんな時を過ごす事ももう無いでしょう。今しかできない事をしっかりと見据えて行きたいなと考えています。

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あったものがなくなる

こんにちは。営業班の久礼です。
毎日息苦しいニュースが続きます。あんなに喜ばしい気持ちで令和を迎えてすぐ。日本がこんな事になろうとは
…。

もう少しして桜が咲いたら少しは気持ちも変わったりするかしら?と考えています。ほんの少しだけでも。

この騒ぎの中で日々の通勤でも変わった事があります。

1.高校野球がなくなる
きのくに線の黒江駅のホームに掲げられていた智弁学園和歌山高校の甲子園出場の横断幕。
中止が決まった翌日に無くなっていました。

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2.桜まつりがなくなる
阪和線の山中渓駅ホームにある立派な桜の木を見てこれは春になったらさぞかし美しいだろうと冬の間に思って
いました。行ってみたいなと考えていた矢先の中止でした。

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3.お雛さまがなくなる(番外編)
会社の最寄駅である海南駅は節分を過ぎたあたりから改札を出た所にお雛さまがズラリと。
毎日見ているとたくさんいるお雛さまの中で髪型が爆発している人がいたり、仏頂面の人がいたりで面白くなっ
て来ました。今週の月曜日に皆さんいなくなっていました。あんなに華やかだった改札がガランとしてしまいま
した。

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季節も毎日の風景も目を離しているちに変わっていきます。
桜が咲いて少しでも日本が明るい気持ちになれますように。

街の珍プレー・好プレー 再び

皆さま明けましておめでとうございます。 営業課の久礼です。 
令和も二年目。今年も住設ドットコムをどうぞよろしくお願いします。

私は同じモノが規則正しく並んでいる光景がとても好きです。
特に電車の車両基地が好きでわざわざ見にいった りしますw
今回は都会の真ん中で見つけました。
同じ色のクルマがズラリと並ぶ光景です。
色も形も並び方もとてもかわいい。

もうひとつは和歌山駅で見つけた特急くろしおのパンダシートw
なんだこれは。
こういう風景は街中に結構あって私のスマホの中は
こんな光景がよくおさめられていたりします。

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原田治展「かわいいの発見」 

こんにちは、営業チームの久礼です。
大阪はさわやかな秋の日が続きます。大型台風が近いとは思えない青空です。
皆さま、台風には万全の体勢で気をつけて参りましょう。

先月、中学生の時から敬愛するイラストレーター・原田治の展覧会に行って参りました。

原田治展「かわいいの発見」 世田谷文学館

原田治(はらだおさむ・1946-2016)は名前ではピンと来なくても、
絵を見ればすぐに分かるイラストレーターではないでしょうか。
全国の女子高生が夢中になった、80年代以降のミスタードーナツのプレミアムでおなじみ、あの絵です。私はこのグッズを手に入れることに必死になって、どれだけミスドに通ったことか・・ww 今も大事に使用しているカップやお皿があります(本当にクオリティが高く長持ちするのですよ)

会場は彼が幼少期に書いた絵日記から始まり(この時点ですでにもう絵がうまい!)1970年代のananで頭角を現し、多忙を極めた80年代以降の作品の数々。
そしてアトリエで抽象画を描くようになったという晩年までがていねいに展示されています。

壁にずらりと並ぶオサムグッズを見ているとなんだか泣けてきました。
原画には本当に感動、MACがない時代なのすべて手描きなのですね。
ていねいに修正が入れられている作品、ほぼ修正なしで仕上げられている作品もありこれがプロの仕事なのだなぁと思いました。

時代を超えて愛されるかわいさ。それらが古くならないという事にも感動。
(小室哲哉の楽曲は古く感じるが、小沢健二にはそれを感じないようなねw)

本当に「かわいいの発見」の一日でした。

Spotify

こんにちは、営業チームの久礼です。
ガラケーからスマホになり、まだ一年半の私ですがww本日はおすすめのアプリをご紹介します。

「Spotify」
世界中のまだ知らない音楽、新しい音楽と出会えるアプリです。
Apple Musicの無料版と考えて頂くとOK。

聴く事が出来る曲が4000万曲もあり、利用期間は無制限、そしてずっと無料。(これが大事)

色々な人が作った「プレイリスト」があり、テーマに合わせた曲がまとめられています。アーティストごとのリストやシチュエーションに合わせたリスト(今なら「夏」や「海」など)もあるのがとても面白い。もちろん自身であれこれと作る事も出来ます。自身で作成しているとちょっとしたDJ気分です。が、再生はシャッフルなので何が出てくるかは分かりませんが。
聴いていると「この人が作ったリストは渋いのばかり集めてるなぁ」とか「私と好みが同じだ!」という出会いがあったりします。

SpotifyにはAIによって、ユーザーの曲の好みを学習する機能があるので
毎日音楽を聴いているうちにAIが好みの傾向をつかんで、自動的にオススメしてくれるようになります。たまに「いや私はコッチは聴かないんだよねー」というのを推して来るのもまた面白い。そこがAI。

本屋さんに行くといつも一生かかっても読みきれないなぁと思うのですが、
Spotifyで音楽を聴いていると聴きたい音楽は無限大だなぁと思います。

皆さまも夏休みにいかがでしょうか。

あ、安部礼司

こんにちは、営業チームの久礼です。

年号が「令和」になり間もなく2ヶ月が過ぎようとしています。
今回の御代替わりはお正月がもう一度来たようで、日本中がお祝いムードでとても良かったです。(昭和から平成の自粛モードを思えば本当に平和でしたね)

さて前回はテレビ番組の話だったので、今回は好きなラジオ番組の話でお送りします。TOKYO FM(関西ではFM OH!) 日曜日・17時~「あ、安部礼司」です。

この番組は普通のサラリーマン・安部礼司(あべれいじ)がトレンドの荒波に揉まれながらも、前向きに生きる姿を描いたラジオドラマです。

安部礼司(あべれいじ)=アベレージ(平均値)←うまく考えてますね!
彼は東京は神田・神保町にある中堅企業「大日本ジェネラル」に勤務しています。彼の回りや社内で起こる出来事、家庭で出来る出来事を取り上げて、そのシチュエーションに合わせた音楽が流れます。時事ネタも取り入れられるので、疎くなりがちな「いま世間で何が起こっているか」がよく分かります。

この番組は4月をスタートとする1年度単位を1シーズンとしていて、今年でシーズン14を迎えます。なんと私はこの番組が始まった当初からのリスナーでして、安部礼司が何度か恋に破れて結婚して家庭を持つまでを見届けて参りましたよ。安部くん良いおじさんになりましたねー。(私も同じく年を重ねましたがww) 私は彼と同世代なので、出てくる話や流れる音楽がツボです。(もちろん新しい曲も流れます)

ネットには最新のニュース、新しい音楽、色々な事が詰まっていて楽しいですが、私はラジオから知る出来事と繋がりが平和でとても好きです。
ラジオを通して、安部礼司と私が同じ時代を生きて、同じく年を重ねている。
お互いに長いような短いような一週間を過ごし、あっという間の一年を生きている。安部くんは架空の人物だというのに何だかシミジミしてしまいますよ。

日曜日の黄昏時、私にとってこの番組がサザエさんみたいな感じで聴いています。皆さまもタイミングがあえばどうぞ。

マツコの知らない世界

こんにちは、久礼です。

新しい元号まで一週間をきりましたね。
「令和」とてもいい響きです、いい時代になりそうな気がします。

4月から営業チームへ異動となり、皆さまの見積を担当することになりました。
お届けする見積りに私の名前があった際は、どうぞよろしくお願いします。

毎度、映画の話になってしまうので、本日は好きなテレビ番組の話を。
TBS(関西ではMBS) 火曜日・21時~「マツコの知らない世界」です。

おなじみマツコ・デラックスとゲストが「マツコの知らない○○の世界」と題して(○○にはその時の特集が入ります)ゲストがマツコに○○の良さを伝え、あれこれと語る番組です。最近ではジャニーズの風間俊介くんが「ディズニーランドの世界」で超オタクっぷりを発揮していた事が印象的でした。

毎回出てくるゲストがツワモノばかりで面白い。
ひとつの事に精通して、嬉々と語る姿はその人らしさが出て本当に面白いですね。どれだけ好きなのかが伝わってきて、興奮しすぎたり、それをマツコがなだめたりというのも面白いです。

とらやの羊羹の甘さ(美味しさ)について熱く語るマツコ(脳にガツンと来る甘さでないと!) XJAPANの良さを語るマツコ(同じような内容が金スマでも特集されましたがYOSHIKIの人柄が滲み出ていたのはマツコ~の方でした!)語るマツコの一言になるほどー!となる時がよくあります。

こんな人どうやって探すんだ?なオタクな方々に混ざって、
吉永小百合、ドリカム等、有名人や企業の社長が出演するのも見ものです。
深夜の放送時より、コアな感じは薄くなりましたがまだまだ面白い番組です。

QUEEN NIGHT

こんにちは、業務班の久礼です。

先月は映画「ボヘミアンラプソディ」を3日連続で観るという快挙に出ました。
(通常上映×2回、IMAX上映×1回)今月は既に1回鑑賞。来月には応援上映も控えていて、どんな小道具を仕込んで行くかを検討中です。

※応援上映とは・・・。
映画の上映中に観客が大声を出すことが認められた特別上映回。
観客の声援、コスプレ、アフレコなどが許される映画鑑賞のスタイルです。

ボヘミアンラプソディの興奮冷めやらないまま、先日は「QUEEN NIGHT」へ行って参りました。以前に取り上げた「OSASIS NIGHT」と同じくQUEENの音楽を聴いて、映像を見て、飲んで、歌って、踊って楽しむイベントです。

※QUEENは・・・。
QUEENはイギリス出身のロックバンド。
1991年にボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなり、彼のライブパフォーマンスを今はもう見る事が出来ませんが、残されたメンバーでの活動はまだ続いています。

当日のフロアは女性DJ陣で固められ、フロアの装飾や小道具がかわいい。
そしてコスプレが本気で男前!(ヒートテックを自分で切って工夫したりしたそうですw)女子高出身の私は久々にこんな「女子高ノリ」を見る事が出来た事も楽しかったです。

皆のマナがー良いのでグラスが割れることも無く(照明は何度か消えましたがw)
酸欠気味の会場で、楽しく大合唱で終わりました。

途中で映像タイムもありで、伝説の「LIVE AID」の映像を観る事が出来ました。私は最初に映画を観たので、映画の「LIVE AID」の再現がいかに忠実か(ステージのピアノの上に置かれている飲み物の数や位置まで同じ!)に感心しました。そしてフレディの動き、メンバーはもちろん、フレディの家族までお見事!そして、ウェンブリースタジアムのオーディエンスの再現も圧巻!CGではこうは行きませんよ。ちなみにレディ・ガガの名前はQUEENの名曲「Radio Ga Ga(レディオ・ガガ)が由来です。改めて知るとカッコいい!

こうして「ボヘミアンラプソディ熱」はまだまだ覚めそうにない私であります。

※左が映画、右が本物です。

今年、観た映画

こんにちは、業務班の久礼(くれ)です。
早くも師走目前、平成最後の冬が始まりますね。

今年もよく映画館に通った一年でした。
この時期になるといつも自身でベスト映画を思い返すのが楽しみです。
今回はリバイバル上映で観た映画のベスト3を紹介したいと思います。

①トップガン(1986年/アメリカ)
80年代を圧巻した映画、トム・クルーズをハリウッドスターにした映画です。
アメリカ海軍が全面協力しただけあって出てくる画像は本物。
当日はウーハー上映で観たので、飛行機が空を切る音がすごい!
そして主題歌のデンジャーゾーンもカッコいい。
映画も良かったですが、音楽を聴きに行った感じもする上映でした。
しかし昔の映画の方がCGに頼っていない分、画像に迫力がありますね。

②勝手にしやがれ(1959年/フランス)
映画はなんとモノクロ!
学生時代に友人に借りて見た以来で、いつかスクリーンで観たい映画のひとつでした。
が、当時の私は何に感銘を受けていたのか?あまり思い出せずww
フランス映画らしい早い展開、理解不能な早口で長い哲学的なセリフ。あれ?
劇中のジーン・セバーグのファッションはとても好みでした。
映画は古くても、ファッションは今でも古くない!

③あん(2015年/日本)
今年の秋に亡くなった樹々希林さん最後の主演作です。
彼女の追悼上映会で観ました。
共演お孫さん(モックンの娘さん)の芯の強そうな凛とした美しさが印象的で
永瀬正敏がこんなにいい演技をする俳優さんだったなんて!というのも発見でした。
映画には四季の移ろいがちりばめてあり、切ないくらいに咲くサクラ、
カサカサとした空気が伝わってきそうな秋の空、じっとりとした夏の夜の空気感。
どれも邦画ならではの繊細さと女性監督ならではの細やかさ。
終盤に樹々希林さんが「生きる意味」を問いかけるシーンでは場内からすすり泣く声が・・・。
樹々希林さんはもういないけど、淋しいけど淋しくない。いつかまた会える。雑多な日々に流されて忘れがちになるけど「生きる意味」を教えて貰いました。

ちなみにロードショー上映では・・・。
①カメラを止めるな(日本)
②プーと大人になった僕(イギリス)
③シェイプ・オブ・ウォーター(アメリカ)が印象的でした。

続 街の珍プレー・好プレー

こんにちは、業務班の久礼(くれ)です。
本日は前回より引き続き「街の珍プレー・好プレー」の好プレー編をご紹介します。

先日、東京から鉄道好き仲間が来阪したので久々に乗り鉄をして参りました。
回りの国鉄がどんどん廃線しているにも関わらず、ケナゲに頑張るローカル線・北条鉄道(兵庫県小野市~加西市)に乗るべく西へと向かいます。
関西人でもこのあたりの路線図は少し曖昧になるエリアでもあり、
大阪の南の方に住む私のとっては西へ向かうことは珍しいことです。

朝10時に大阪環状線の天王寺駅を出発し、乗り継いで乗り継いでお昼過ぎには
お目当ての北条鉄道・粟生(あお)駅に到着しました。

天王寺
↓(JR大阪環状線外回り)
大阪
↓(徒歩)
梅田
↓(阪急神戸線)
神戸三宮
↓(神戸高速)
新開地
↓(神戸電鉄)
粟生
↓(北条鉄道)
北条町
↓(北条鉄道)
粟生
↓(JR加古川線)
加古川
↓(JR神戸線)
姫路
↓(JR神戸線)
大阪
↓(JR大阪環状線内回り)
天王寺

北条鉄道はディーゼル車特有の重い響きで田舎道をぐんぐん走ります。
こうしてみると窓枠がキャンバスのようです。
キャンバスの向こうには夏の深い緑と青い空が広がります。
ギラギラした夏の空気も、夕暮れ時にはもう秋色を帯びていたりします。
一日の中で色々な表情を見せてくれる夏の一日でした。

こうしてまた夏が終わっていくのですね。