久禮曜子

阪急電車

こんにちは、購買班の久礼(くれ)です。

今日は私の趣味のひとつである「電車」の話をお届けします。
関西には鉄道ファンに圧倒的人気を誇る「阪急電車」があります。

大阪の梅田駅を起点に大きく分けて京都線、神戸線、宝塚線の三線があり、その先に枝分かれして支線があります。大きな特徴はマルーンと呼ばれるあずき色の車体、いつも磨かれ光り輝くボディ。車内は落ち着いた木目調、鎧戸と呼ばれるアルミ製の日除け(以前より少なくなりましたが)、
そしてゴールデンオリーブ色の座席シート。関西らしからぬ高級感と気品が漂います。

その他にも梅田駅からの三線同時発車(どの電車が次の十三駅に早く着くのかな?と車内から見ているのが面白い)、ホームによって変わる梅田駅の発着メロディー、季節の移り変わりを感じさせる「さくら」や「もみじ」のヘッドマーク。(電車の前面に取り付けられている看板のようなものです)関西のみならず、全国にコアなファンがたくさんいます。

阪急電車の良い所は、イキっていながらも回りの事を全く気にしない天然っぷりww
この天然っぷりが炸裂したのが、数年前に完全受注生産で発売になったティッシュカバーでしょう。
車内の座席シートと同じ素材で作ったティッシュカバーだそうです。手触りの良いアンゴラ山羊素材だそうでwwこの本気さはすごい!すごく欲しい!(購入しませんでしたが)
こういうことを真剣にする阪急は最高、関西の宝でありますな。

皆さまも関西にお越しの際は、ぜひご乗車下さいませ。

私は京都線がおすすめです。
一部で東海道新幹線と並走する(俊足で新幹線に抜かれますが)エリアがおススメです。

Suchmos

こんにちは、購買班の久礼(くれ)です。

今日は最近お気に入りの音楽の話をひとつ。
今やすっかりメジャーになった感がありますが、Suchmos(サチモス)です。

初めて聴いた時は90年代の渋谷系の音を思い出しました。当時のORIGINAL LOVEを髣髴とさせる音。ORIGINAL LOVEは日本人でここまで洗練された音楽が出来るんだーと感心したものですが、その再来です。

彼らはフジロックから有名になった男ばかりの6人組、全員が神奈川県出身、スミマセンとしか言えないくらいスタイリッシュ。アシッドジャズ、ヒップホップ、ロック、ソウルの要素がうまく混じりながらもどこかポップ。PVを見ているとなんだかジャミロ・クワイを思い出すような・・・。
彼らの音楽の良い所は、ジャンルにこだわらずカッコよくて質の良いサウンドを追及していること。

最近はセカイノなんたらとか、ゲスとか若い人の音楽にはう~ん…となっていたのですが、
あぁまだ若い人にいい音楽をやる人がいる!とうれしくなりました。
彼らのテッパン曲である「STAY TUNE」を聴いた時のワクワクするような昂揚感たるや、
初めてシュガーベイブの「ダウンタウン」を聴いた時と同じ気持ちになりました。
あぁ夜が始まる、明日は休みだ、何をして遊ぼう、みたいな。(この例えうまく伝わりますかね?)

この音なら生演奏もカッコいいはず!と、ライヴチケットを探してもどこもソールドアウト。
今、最もチケットが取れないバンドとなっているようです。
勢いのあるバンドの音楽は旬のうちに聴いておきたい。いつかどこかで聴けるかな。

ボーカルが長身でお笑い芸人のはんにゃ・金田に少し似ています。
たぶんこのツルンとしてツンとした感じも人気なのではないかなぁと少し思います。

またどこかで流れていたら聴いてみて下さい、いいですよ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー

こんにちは、購買部の久礼(くれ)です。
本日は映画のお話です。

私が住んでいるのは大阪の南部なのですが、チョコチョコと通う映画館が兵庫県は尼崎市にあります。クルマを飛ばして一時間ほど、ちょいとしたドライブを楽しむのに良い距離です。

この映画館は少し風変わりな映画の上映があったり、ロードショーが終わった映画を少し遅れて上映してくれたりと何かとお世話になっています。

私はここで角川映画の「時をかける少女」、「セーラー服と機関銃」を観て、若き原田知世や薬師丸ひろ子に感動したり、高校時代に感動した「スタンド・バイ・ミー」を観て、今は亡きリバー・フェニックスに涙したり、なかなか観ることが出来ないローリング・ストーンズのライヴ映画を観たりと貴重な体験がたくさん。

今回は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の三部作を重低音ウーハー上映で観てきました。
この映画は私の世代では誰もが観たことがあるのではないかという、1980年代の超話題作・SF映画です。三部作を一週間ずつ上映との事で、年末年始はいそいそと毎週金曜日に仕事終わりで通いました。

映画はお馴染みのマーティ(マイケル・J・フォックス)とドク(クリストファー・ロイド)の二人がデロリアン(タイムマシーン)で未来に行ったり、過去に行ったりで色々な事件が起こり、元の世界に戻れなくなったりでハラハラ、ドキドキ。久々に手に汗握る映画を観た気がします。何といっても爆音上映なので音がお腹に響く響く!デロリアンが時空を切る度にお腹にビュン!まるでアトラクション並みです。

80年代映画とあって映画にはCGが使われておらず、素朴で可愛くて良かったです。
まだアメリカがカッコよくて、夢があった時代だなーと(や、今も夢はありますがw)思いました。
当時のアメリカが30年後にトランプ大統領で大騒ぎになっているなんて思ってもみないでしょう。

3週連続で通いましたが、毎週ドラマの続きを観ているみたいで楽しかったです。
年末の繁忙期もこの毎週の映画通いで、なんとか乗り越えることが出来ました。
いやー、やっぱ映画っていいな、デカイ音って楽しいな♪と思いました。

◆塚口サンサン劇場
http://www.sunsun.info/

中崎町のサクラ

こんにちは、購買班の久礼です。

月に一度のペースでお世話になっている整体が大阪は中崎町にあります。
中崎町は南船場や堀江とはまた趣の違うお洒落な街であります。
東京で言えば吉祥寺(や、高円寺かな)あたりになりますかね。

梅田のHEPの観覧車を背に10分ほど歩くだけで、街並みはガラリと変わります。
観光客のガイジンさんや、首からカメラをぶら下げたサブカル系の人がいっぱい。
セレクトショップに雑貨屋さん、古民家風のカフェが並び街はまだまだこれから面白くなりそう。

この発展途上な街にポツンと立派なサクラの木があります。
こんなコンクリートジャングルによく残っているなぁなんて通り過ぎる度に思います。
きっと街が変わっていく過程でサクラだけ取り残されてしまったのだと思いますが、春にはどんな花を咲かせてくれるのでしょうか。
春が来てサクラが咲いた時にもここで報告させていただこうと思います。

サクラは開花宣言を待つ、咲く前の日本中が少し幸せになる時が好きです。そして儚く散ってしまう時が好きです。
短い間ですが毎年必ずサクラは咲いて、皆がサクラを見上げて幸せになる。
そう思えば長く厳しい冬も良いなと思えてきます。

◆画像はそのサクラの木(ガラケーで撮影のため見づらいですがw)

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ねほりんぱほりん

明けましておめでとうございます、購買班の久礼(くれ)です。

新年初のブログを担当させていただきます、今年もニンマリ面白いお話を提供できるよう努めます。どうぞよろしくお願いします。

さて今日はおススメのテレビ番組をご紹介します。

NHK・Eテレ 毎週水曜日 23時~   『ねほりんぱほりん』

山里亮太(南海キャンディーズ)、YOU(髪の毛ばっか触っている人)が聞き役となり、様々な「ワケありな人」と話すトーク番組です。二人は番組名の通りに「ねほり、はほり」とワケありな事情を聞きます。

この番組の面白いところは、聞き役の二人はモグラに、ワケありなゲストはブタに変身して人形劇で展開される所です。ワケありな人々の話はもちろん面白いですが、この人形たちの動きがとてもリアルでかわいくて面白い。

表情がないはずの人形なのに、笑っていたり、怒っていたり、本当に話しているように見えます。動きだけでこんなに表情豊かになるのですね、毎回いろんなブタがいてかわいいのです。
ブタが着ている洋服などもかなり作りこんであり、リアルにご本人の再現が出来ていると思われます。

気になる「ワケありな人」は・・・。
元薬物中毒者、保育士、SNSでキラキラ女子を演じるOL、元国会議員秘書、占い師などなど。
皆さんそれなりに色々と苦労して、工夫して生きているんだなぁなんて。
重く暗くなりがちな話も、人形たちの効果で薄まり楽しく聞くことが出来ます。

殺伐とした日々を送る議員秘書の心の支えがSMAPのキムタクだとか、薬物中毒者が雑貨屋さんのお香の匂いで薬物を思い出したり(すげーリアルっすねw)
保育士さんの低賃金問題(見るのが嫌で給与明細は開封されていない)が露わになったりとなかなかの社会派であります皆さま、お時間が合えばご覧ください。なかなか面白いですよ。

師走に想う

暦は師走に入りました。わが社の繁忙期は冬、これからが本番です。
気を引き締めて、春まで頑張りたいと思います。

空気が澄んで夜空の星がきれいだったり、冷えた朝に鼻がツンとなったり、冬の寒さは割合と好きです。クリスマスを前に街が華やかになり、慌ただしくも活気づく12月は子供の頃から好きな季節です。

この時期になると来年のスケジュール帳をどうしようかな?と考えるのも楽しみのひとつ。
前職の営業マン時代は出張や打ち合わせが多く、バイブルサイズの手帳を使用していました。(赤い手帳です)これは「仕事が出来そうに見える」と思い購入、8年間使用しました。
あれこれと書き込む癖がつき、この手帳がないと不安に思うくらい私の生活に密着していました。

その後は毎年、色々と変えてみたいなと思うようになり、ほぼ日手帳を使用。(緑の手帳です)
初のA5サイズにしましたが重くて一年で断念。

次の年は同じくほぼ日手帳の小さいサイズで、友人から誕生日に贈られたもの。(白い手帳です)
これは私が敬愛するマンガ家・岡崎京子さんのイラストが表紙になった限定の手帳で、
表紙を眺めたり手に取ることが多く、例年より手帳を開く回数が増えた気がします。

ラジオから流れた音楽で気になる曲があれば書きとめ、新聞や雑誌の気になる記事を切って貼ったりと一年が終わるころにはオリジナルな手帳に変身します。
手帳を取っておく割には後で見返す事はなく、しばらくすると燃えるゴミに出してしまいます。

さて来年の手帳はマドラスチェック柄にしようかと思案中。
こうしてまた新しい手帳に新しい出来事が書き込まれて行くのですね。

◆ほぼ日手帳
http://www.1101.com/store/techo/

座禅断食に参加しました

皆さま、こんにちは。
住設ドットコム・購買班の久礼(くれ)です。

私はお客様からの注文(商品・工事)を手配して、お届けするまでの業務を担当しています。
AB型のアラフォー、趣味は音楽と映画、神社仏閣巡りです。ドトールコーヒーが好きです。
日々面白いもの、面白い事を探すのが好きでキョロキョロしながら生きています。

先日、二泊三日で座禅断食に参加して参りました。
兵庫県は朝来市の山奥にある寺で、その名の通りお寺に入り、しばらく食を断ちます。

金曜日の夕方、大阪駅から特急こうのとりに乗ってにお寺へ向かいます。
乗車前についお菓子など買い込みそうになりますがガマン。その日は朝から自身で断食(お茶やお水はOK)をします。

◆18時に集合
自己紹介、断食についての説明があり、早速3回の座禅開始。
今回は総勢9名で断食が始まります。座禅は1回20分。出来るかな?と思いましたが、そのうち座っているのが楽しくなるくらいに。何度も繰り返すうちに、集中出来る時、雑念ばかりの時、眠くなってしまう時、色々あって人生と同じですなぁ。住職曰く「無になるには、無になろうとしない事だ」だそうで。これが簡単なようでなかなか難しい。

座禅の最後に警策(けいさく)があり(背中をバシバシッ!と叩かれるやつです)左右3回ずつ叩いてもらいます。座禅の合間は30分ほど時間があるので、誰かと話したり、横になって休んだり、お寺の中を歩いたり、自由に過ごします。夜は住職が車で近所の温泉に連れて行ってくれて、その日はすぐに就寝。

◆2日目
朝6時起床。6時半から皆でお経を詠んで、また座禅を開始。午後からは合掌行という、合掌した手を肩の上まで上げたまま、20分間般若心経を唱える行があります。
これがなかなかしんどくて、ヒー!となりますが、この行が終わると野菜ジュースが出ます。
ジュースの為に頑張るのだ!と乗り越えました。

その後も座禅と休憩を繰り返し、夜の8時にはすべての座禅が終わりまた皆で温泉へ。
この日は少しだけ夜更かしして(22時ですがw)参加者の皆さんといろいろ話して過ごしました。
空腹感も感じますが、明日の明けの食事を楽しみにしながら就寝。

◆いよいよ3日目
お経の後、座禅を3回、そしてメインイベントの明け食(宿便とり)が始まります。
まずはどんぶり一杯のお水を飲み、その後に大根の煮汁に梅干をといたものを飲みます。
梅干のクエン酸が腸壁から宿便を浮かせる効果があるそうです。
後はひたすら大根を食べ、煮汁を飲むを繰り返します。そこへ生野菜も食べます。
野菜が甘い!我慢したあとの食事ってこんなに違うのかと思います。
しばらくするとトイレに駆け込む人が続出!皆さんしばらくするとスッキリした顔で戻ってきます。
この明けの爽快感のために、皆さん頑張っているんですね。でないとこんな事をしませんて。
私も少し後れを取りながらも、その後に見事開通し素晴らしい朝を迎えました。

その後は予後についての説明を受け(いきなり普段の食事に戻すときれいになった腸壁を傷つけるため)しばらくはお寺で購入した天然酵母のパン、野菜、そば、そうめんで過ごします。
最後は皆で別れを惜しみながら、それぞれ帰って行きます。お疲れさまでした。

空腹が続いたので、何だか感覚が研ぎ澄まされた感じ。
心も体も軽くなり、自然に感謝の気持ちが溢れてきます(普段の私は凶暴ですw)
今回の断食メンバーの出会いに感謝、住職に感謝、おいしい食事を作ってくれた住職の奥様に感謝。金曜日に午後休を取らせてくれた会社に感謝、仕事をカバーしてくれた社内の仲間に感謝です。

引き続き、また面白いもの、面白い事(感動)を探しながらしばらく粗食生活を過ごそうと思います。