おくとろ温泉

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こんにちは! 購買課西川です。

ムシ暑い毎日が続きますが、またまた温泉のお話しです。 皆さんは、和歌山県には全国で唯一の『飛び地』があるのをご存知でしょうか。

奈良県吉野郡下北山村と三重県熊野市に囲まれた和歌山県東牟婁郡北山村がその飛び地です。 紀伊半島の中央南東よりに位置し面積の97%が山林という山間地ですが、その中央部を清流北山川が流れ、美しい景色に日常の疲れも癒されます。 昔から良質の杉の産地であり、古くから木材の輸送手段として「筏流し」で熊野川を経て新宮まで運ばれていました。 この筏流しが伝統文化として伝えられ、現在は「観光筏下り」が村の観光事業のひとつになっています。 また、有名な景勝地『瀞峡』もほど近く、山間地ながら休日には多くのマイカーや観光バス、バイクツーリングの人達が訪れています。

今回お話しする温泉は、北山村のほぼ中心部のR169沿いにある道の駅「おくとろ」に併設されている【おくとろ温泉】です。

ここで、大阪方面から北山村へのアクセスを簡単に説明しますと、奈良県の吉野郡大淀町を経由してR169を南下、下北山村から県道229を経由し再びR169に合流 するのですが、これが「どうなってるの???」と頭の中がパニックになりそうです。お上の奇妙な道路番号の付け方は一時横においといて、文明の利器カーナビ に任せたほうがよいかと・・・^^;

そんなこんなで、大阪南部からは3時間あまりで【おくとろ温泉】に到着します。 この温泉(道の駅も含めた)には宿泊施設やオートキャンプ場まで併設されいて、総合観光施設のようなところです。 お風呂は、男女ともに内湯と露天風呂があり、共に浴槽はそう大きくないのですが、内湯はガラス張りで開放感があり緑豊かな山の景色が一望できます。露天 風呂もゆったりと入るなら6人ほどが限界のような広さですが、内湯からの眺望と同様緑に癒されます。 肝心のお湯ですが、成分表には単純硫黄泉(アルカリ性低張性低温泉)とあり、泉温は29.2度と低く、加温・循環ろ過されているようです。浴室には飲泉も引 かれていて、口に含むとかすかな硫黄の香りが感じられますが、浴槽内は硫黄臭はほとんどありません。成分表にはpH値9.4とありましたがヌルヌル感やツルツ ル感は感じないのですが、肌あたりは柔らかく開放感と相まって癒し効果は十分です♪ なお、入浴料金は大人600円、子供400円となっています。 温泉館内ではレストルームの他にレストランもあり大勢のお客さんで賑わっていました。

大阪からだと少し遠いのですが、皆さんもこの方面にドライブされることがあれば、ぜひ一度お立ち寄り下さい。

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