こんにちは! 購買課西川です。
早いもので、もう2月も終わり今日からはもう春なんですねぇ…
さて、今回はこの正月に訪れた新穂高温泉の野の花山荘の立ち寄り入浴のお話をさせていただきます。
以前にもお話ししましたが、正月は毎年友人と奥飛騨の平湯温泉に宿をとり周辺の温泉を巡っています。 今年は二泊するつもりでしたが、二日間で奥飛騨温泉郷と白骨温泉、乗鞍高原温泉を回って十分温泉を満喫したので、結局一泊しただけで 帰阪しました。
初日の1月2日午前6時に阪和自動車道堺ICを出発し、年末の寒波の影響で東海北陸自動車道やR158は積雪があり、最初の目的地である 平湯温泉の『平湯の森』には11時半頃に到着しました。『平湯の森』はこれまでにも何度か立ち寄ったのですが、平湯温泉バスターミナル から近くて人気の施設だけに、その度に駐車場が一杯であったりして今回が初入浴となりました。 この『平湯の森』についてはまたの機会にお話しすることにします。
入浴後、 平湯温泉を一旦後にして次は新穂高方面を目指します。途中の新平湯温泉エリアにあるうなぎ専門店『うな亭』で少し遅い昼食をとります。 このお店も人気店で、奥飛騨の名水「たるまの水」で泥抜きをされて臭みの全くないうなぎを、注文を受けてから捌いて焼くので時間は かかりますが待つ甲斐がある美味しいうな丼です。立ち寄った時には幸運なことにちょうど一席だけ空いたところで、その直後からは 入店待ちのお客が次々と…
腹ごしらえもできたところで、「さてどこの立ち寄り湯に行こうか…」と迷いましたが、何となく中尾温泉に車を向けていました。 新穂高温泉では、これまで槍見館、山のホテル、刈萱山荘、深山荘など何度となく利用させてもらいましたが、中尾温泉は通過するだけで 一度も入浴したことがありません。大きく解釈するとこの中尾温泉も新穂高温泉に分類されるのですが、ペンションや山荘が多くて温泉地 というより山間リゾートの雰囲気が強いように思います。 冬季以外なら日帰り入浴施設も開いているのですが、この時期なのでなかなか日帰り入浴客に開放されている施設が見つかりませんでした。 結局、中尾温泉地区を通過し雪で覆われた北アルプス大橋を渡って鍋平高原方面へ。 さすがにこの時期は新穂高ロープウェイの中間駅方面へは入れませんが、少し下ったところに『野の花山荘』があります。
この場所は新穂高温泉の施設の中ではもっとも高所の山中にあり、当館は『槍見館』の姉妹館になります。 立ち寄り入浴料は800円と若干高めですが、館内に入って浴室に向かうと廊下の正面に【日本秘湯を守る会】の提灯が掛かっていました。 秘湯ファンには水戸黄門様の『三つ葉葵の印籠』のように物言う提灯です^^ 男性の浴室は内風呂と北アルプスを望む露天風呂がありますが、当日はあいにくの雪模様で眺望は楽しむことはできませんでした。 泉質は[単純温泉:低張性 中性 高温泉]とのことで、肌触りの軟らかい透明・無臭のお湯が掛け流しされています。 まだ当日の宿泊客が到着されていない時間帯だったので、貸し切り状態でまったりと「雪見風呂」を満喫させていただき、定宿『穂高荘 クラブ』のある平湯温泉へ引き返しました。