ちょっと土合駅に行ってみた!!

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こんにちは、板橋営業所の笹原です。先日、ニュースで『広辞苑』の第七版を来年1月12日に発売すると発表してました。約10年ぶりの大改訂だそうです。初代『広辞苑』から比べると800ページくらい増えているらしいのですが、厚さはほぼ同じなんだそうです。製本技術の高い日本でも製本できるぎりぎりの厚さみたいですね。それだけ薄い紙なんでしょう。裏写りもないそうです。新しく、現代語では、加齢臭・婚活・戦力外などちょっと年齢的に気になる言葉も掲載されるそうです。

 

さて今回は、日本一のモグラ駅である土合駅に行ったことを書いてみます。

群馬県利根郡みなかみ町にある上越線の駅です。上越線は群馬県の高崎駅から新潟県長岡市の宮内駅までを結んでいます。運行上は隣の長岡駅までです。直通運転は無く、途中の水上駅での接続運行となります。水上-越後湯沢間は1日5本程度しか運行されていません。そんな上越線ですが、その昔は上野-新潟間は信越線ル-トで11時間ほどかかっていましたが上越線が出来たことにより7時間程度に短縮されました。そんな上越線も上越新幹線が出来て以来閑散区間の多い路線となってしまいました。土合駅は、水上駅より2つ目の駅になります。上り線は地上駅ですが下り線は地下駅になります。ちなみに関東の駅百選です。ホームの高低差は81㍍あります。ほぼ一直線に伸びる462段の階段、長さ338㍍を上り、143㍍の連絡通路、さらに24段の階段を上るとようやく改札口です。改札口から下りホームまでは徒歩10分程度を要するため、駅員が配置されていた頃には、(現在は無人駅)下り列車については改札が発車10分前に打切られ、市販の時刻表にもその旨が記載されていました。階段の中間部付近にはベンチが設置されています。エスカレーターの設置できそうなスペースがあるのですがエスカレーターが設置される予定はないそうです。おいら的にはすんなり改札口に着いちゃいました。そんな土合駅ですが谷川岳の最寄駅です。谷川岳は標高で言うと2000㍍無いのですが、死者が世界一多い山としても知られています。一ノ倉沢という岩壁群が有ります。新潟と群馬の境にある為、湿った大雪が降り、雪崩が岩肌を削り急峻な岩肌を作ったようです。気象の変化も急激に起こり、数々の悲劇の歴史が記憶されています。今回のおいらも頑張って、一ノ倉沢の岩肌が見える所までちょっと歩いて行ってみました。昔の道具でよくこんな所を登るなという感じの複雑な地形でした。1年で38人が無くなった年もあったそうで、宙吊りになった遺体を回収するために自衛隊の銃撃によりザイルを切断して回収なんてこともあったようです。2000発位打ってようやくザイルに命中したみたいです。魔の山と言われる所以です。結果的に上越線が全通したことにより、仕事が終わり夜行に乗って日帰りで行ける近くてよい山となってしまった為に遭難者が増えてしまったようですね。

一の倉沢・マチガ沢・幽ノ沢などは、マイナスイオンががんがんなので、おいらはそれで充分でした。登らない谷川岳を満喫出来ました。

 

 

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