敗者の一言

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こんにちは! 購買課の西川です。
暖かくなったり冬に逆戻りしたりと、まさに『三寒四温』の今日この頃です

この時期本当に困るのは杉などの花粉ではないでしょうか。花粉症をお持ちの方にはとっても辛い時期でもあります。
私もその昔、ひどい花粉症(その頃はまだ花粉症という言葉はなくアレルギー性鼻炎と診断されました)で長らく苦しみましたが、自力で治しました。いまだに花粉が多い日などは体内センサーで感知はしますが、症状はまったく出なくなりました。人に話をすると「絶対治るはずがない・・・」と言われたりしますが事実です。

花粉症の話は置いといて、今日は、普段感動に乏しい私が久々に感動を覚えた(というより涙腺が思いっきり緩んでしまった)出来事をお話しします。それは、今月4日の長男の結婚式のことです。昨年の初夏に息子から「結婚を約束した人がいる」と彼女を紹介され、とんとんと話が進み、晴れて今月4日に挙式のはこびとなりました。

私には娘一人と息子二人いるのですが、男の子と男親というものは普段の出来事などについてほとんど会話などありません。こちらが尋ねたりしても面倒くさそうにロクな返事は返ってきません。結婚の話も、先方の親御さんには「すべて本人達で決めさせる」ことで了承を得ていたため、式の日と場所、出席してもらう親族ぐらいは聞かされましたが、あとの細かなことは式の直前まで何の説明もないままでした。こちらは楽といえば楽ですが、日が迫ってきても実感が湧いてきません。新郎の父親として結びの挨拶は考えておかねば・・とそっと練習もしておりました。

さて、当日はまさに春の陽光が降り注ぎ暖かく、私には思い当たるところはありませんが、本人たちの日頃の行いが良かったのかこの上ない晴天です。両家の親族紹介も終わりいよいよ挙式ですが、チャペルに入ると神父さんがエリック・クラプトンに似ていて『渋いなぁ』『ギター持たせたらまさにエリックやなぁ』と不謹慎なことを考えているところまではよかったんですが、新婦がお父さんとヴァージンロードを入場してきたときには少し目が怪しくなってきて、新郎にバトンタッチした頃にはファーストダウンです。。。

そして披露宴です。席に置かれたネームカードの裏に書かれた息子からの感謝のメッセージを読んだところでまたウルッ!ときて2回目のダウン。敵は卑怯な手で容赦なく攻めてきます。
新郎新婦の友人達が楽しいパフォーマンスで宴を盛り上げてくれ、何とか持ち直したところで終盤です。両母親への花束のプレゼントに続き、父親の胸ポケットに息子から一輪の花とともに感謝の一言。もうコーナーに追い詰められ逃げ場のない敗者状態。。。。。ここであえなくKO!
あふれる涙を振り払って、なんとか敗者インタビューみたいな結びのご挨拶を終えましたが、まさか花粉のせいではないと思うのですがここまで涙腺が開いてボコボコにやられたのは何年ぶりでしょうか^^;

何はともあれ、敗者からの一言は『末永く幸福に♪』

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