こんにちは、業務班の久礼(くれ)です。
早くも師走目前、平成最後の冬が始まりますね。
今年もよく映画館に通った一年でした。
この時期になるといつも自身でベスト映画を思い返すのが楽しみです。
今回はリバイバル上映で観た映画のベスト3を紹介したいと思います。
①トップガン(1986年/アメリカ)
80年代を圧巻した映画、トム・クルーズをハリウッドスターにした映画です。
アメリカ海軍が全面協力しただけあって出てくる画像は本物。
当日はウーハー上映で観たので、飛行機が空を切る音がすごい!
そして主題歌のデンジャーゾーンもカッコいい。
映画も良かったですが、音楽を聴きに行った感じもする上映でした。
しかし昔の映画の方がCGに頼っていない分、画像に迫力がありますね。
②勝手にしやがれ(1959年/フランス)
映画はなんとモノクロ!
学生時代に友人に借りて見た以来で、いつかスクリーンで観たい映画のひとつでした。
が、当時の私は何に感銘を受けていたのか?あまり思い出せずww
フランス映画らしい早い展開、理解不能な早口で長い哲学的なセリフ。あれ?
劇中のジーン・セバーグのファッションはとても好みでした。
映画は古くても、ファッションは今でも古くない!
③あん(2015年/日本)
今年の秋に亡くなった樹々希林さん最後の主演作です。
彼女の追悼上映会で観ました。
共演お孫さん(モックンの娘さん)の芯の強そうな凛とした美しさが印象的で
永瀬正敏がこんなにいい演技をする俳優さんだったなんて!というのも発見でした。
映画には四季の移ろいがちりばめてあり、切ないくらいに咲くサクラ、
カサカサとした空気が伝わってきそうな秋の空、じっとりとした夏の夜の空気感。
どれも邦画ならではの繊細さと女性監督ならではの細やかさ。
終盤に樹々希林さんが「生きる意味」を問いかけるシーンでは場内からすすり泣く声が・・・。
樹々希林さんはもういないけど、淋しいけど淋しくない。いつかまた会える。雑多な日々に流されて忘れがちになるけど「生きる意味」を教えて貰いました。
ちなみにロードショー上映では・・・。
①カメラを止めるな(日本)
②プーと大人になった僕(イギリス)
③シェイプ・オブ・ウォーター(アメリカ)が印象的でした。