夏休みの思い出★

こんにちは(*^_^*) CS班の関本です!!

毎日暑くて寝苦しい日が続き、我が家のクーラーはフル稼働しておりますw

そろそろエアコンも古くなってきたな~と思った際は、是非住設ドットコムをご利用頂ければ嬉しいです♪

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子供たちは夏休み真っ只中~Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

夏休みの思い出作りの為、和歌山県すさみ町の海へお出かけしてきました☆

朝の6時すぎぐらいに家を出て、9時前には到着!

子供たちと主人が泳ぐ中、私は荷物番。。。

日焼けをするのが嫌なので帽子をかぶり、サングラスを着用。長袖ラッシュガードに足元にはバスタオル!ばっちり日焼け対策完了(・3・)/ テント内でも侮れませんw

途中で子供に呼ばれて海へ入ったのですが、冷たーーーい!

持ってきた水鉄砲で親子対決や夫婦対決をし、みんな大はしゃぎ(๑˃́ꇴ˂̀๑)

とってもキレイな海で小魚も見えるんですよ★

息子は捕まえるのに必死でしたw(魚は今回捕まえられず、小さなカニをGETしていました)

お昼ごはんを済ませ、帰る間際に海へダイブしている人達を発見!!

マネしてジャンプを試みたんですが息子と娘はびびってなかなか飛べず・・・

「仕方ない!ママがお手本を見せてあげる」と言い、私が真っ先にジャンプ!!!

私も内心怖かったのですが、思い切って飛んでみると結構楽しかったです♪

私のおかげか(?)無事2人ともダイブし、今日1番の満面の笑みを見れました❤

 

大人も子供もいーーーっぱい遊んで、帰りの車は疲れ果てていましたがw

いい思い出になりました☆また来年も行こうと思います(*^_^*)

 

板橋営業所へ o(^▽^)o

暑い日が続いていますが皆さま体調など崩されてはいないでしょうか。
営業課の崎山です。

先日、家族で東京へ出掛けた際、数ヶ月前に八王子から移転しました
「板橋営業所」へ初めて訪れました。
新しい建物で事務所や倉庫内キレイでした!

私は和歌山支店勤務なので、板橋営業所のスタッフの方とは
普段チャットや電話でしか会話が出来ません。
短時間の訪問となりましたが、実際に会って会話出来たので良かったです~♪

その後「科学技術館」へ行きました。
2階~5階まで4つのフロアにさまざまなテーマの展示があり、
触ったり、動かしたり、身体全体を使い、科学や技術に
触れることが出来ます。子ども達は、授業で習っている内容を
体感出来るコーナーが多く興味を持って楽しめていました。

クリエイターズ・ファイル展

こんにちは、購買班の久礼(くれ)です。

先日、梅田ロフトで開催中のロバート秋山の「クリエイターズ・ファイル展」を見に行って参りました。

これはお笑い芸人のロバート秋山が色々な職業にそれなりに(めっちゃ適当にw)扮するという企画モノです。
デザイナー、振付師、ブライダルプランナー、旅館の女将さんと色々な人に扮していますが、
「あー!いるいる!こんな人!」てなメンツがたくさん。
変幻自在の彼を見ていると、とにかく笑えて面白い。ちょい友近の芸に近いですね。

映像と画像で楽しむ事が出来ますが、彼を見るには画像の方が面白いかな。
しかし彼の瞬発力はすごいです、よくこんなに適当なことがキチンと出来るなと感動します。(褒めてますよ)
映像の作りも雑でまた面白い、適当に話してそれっぽいとか、どうしているんだろうなと。(特に下調べや役作りはしていないそうです)

オダギリジョーと瑛太がうまく混ざっているような俳優さんとか、
気が利いているんだか、強引なんだか分からないブライダルプランナー、
適当な手当しかしていないのに、自身について深くに語るチームドクター、
どこかで見たような、いるような、いないような・・・。

いやー、笑い過ぎてお腹が痛いです。
今後も続々と新しい人が出てきそうなクリエイターズ・ファイルに期待です。

夏休み

.。*゚+.*.。 こんにちは!! CS班の松井です。  ゚+..。*゚+

夏、まっただなか。皆様どのようにお過ごしでしょうか。

我が家には、子供が3人おりまして、夏休み中なんですが、うれしいのは本人のみですよね?
私にとっては、宿題しなさい連発の声かけ、

お昼ご飯の用意などする事増えて、身も心も休めません(泣)
子供の為の夏休み 早~く 終わって欲しいと切に願う母なのです(ホンネ)

世の中の母様 同意見な方 多いはず o(>▽<o)

子供が段々大きくなると、スケジュールが合わず、一緒に出掛ける計画も難しくなってきます。
あまり遠出も出来ませんので、今年は、近くの某温泉レジャー施設に行く予定です。
2年前にも行ったのですが、大人はゆっくりと、子供は、イベントも有り、はしゃいで楽しめます。
昭和風な歌謡ショーあり、プールあり、ボーリング 夕食はメニュー盛り盛りバイキング
お風呂はレジャー施設なので多々、さらに宿泊者専用!

1000万ドルの夜景を見渡しながら入る ☆天空の露天風呂☆最高です。

前回は、パワースポットたる、近くの滝まで、歩いて歩いて たどり着き   轟音に凄い勢いで落ちる水に見入り癒されました。夏場に歩くの大変 春秋がお勧めです(笑)

ご当地有名な紅葉の天ぷら、甘いゴマ油の匂いにそそられ出来立てを

食べながら散策し、ほっこりな気分になります♡ ♡ ♡

 

楽しみの目標として、長~い夏休み母頑張りたいと思います。

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~流しそうめん~

こんにちは(。・ω・)ノ゙
営業企画班の蔵満です!!

まだまだ暑い日が続きますね・・・

ブログの前にちょっとご紹介をしちゃいまーす♥

こちら ↓ パナソニックのアラウーノです(*゚▽゚*)

この商品のカタログを見たときに、

いつか家を建てたら絶対このトイレにしたい!!と思い続け・・・

3年前に家を建てたときに
我が家もアラウーノデビューしたのです(((o(*゚▽゚*)o)))

トイレのドアを開けると

いつもフタを開けてお出迎えしてくれます(*´∀`*)♥
そして、ホントにアワアワなんです☆

おすすめ商品なのでよかったらチェックしてみてください✔

https://jyusetu.com/search/item.asp?shopcd=07079&item=XCH1303-WS

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先日、流しそうめん をしました~!!

竹を切って節を削りと意外にも大変な作業でしたが、
子供たちは大喜び♥

私も初めての体験でしたが、大人でも楽しめるヽ(*´∀`)ノ

次回はそうめん以外の物を流してみたいな~☆

ちょっと新十津川駅に行ってみた!!

こんにちは、板橋営業所の笹原です。都内はどんよりと雲っておりますが、今日は隅田川花火大会です。雨にならなければいいのですが…。

8代将軍吉宗の時代に、江戸がコレラ・大飢饉に見舞われ慰霊と悪病退散を祈願する目的で、両国の川開きの日に水神祭が行われ。その際に花火を打ち上げたのが現在の花火大会のルーツだそうです。この当時は20発前後の花火だったらしいのですが、現在の打ち上げ数は軽く20000発を超えます。

日本で最初に花火を観賞した人物は、徳川家康と言われているそうです。江戸時代に書かれた「駿府政事録」に、1613年イギリス国王使節ジョン・セーリスが駿府城を訪れた際、中国人を使って、家康に花火を見せたという記述が残っているそうです。この時の花火は現在の打ち上げ花火とは異なり、竹筒から火の粉が噴き出す単純なものだったようですね。ちなみに火薬は中国四大発明の1つですね。残りの3つは、羅針盤・紙・印刷です。日本の四大発明は、インスタント麺・ウォークマン・カラオケ・電子ゲーム機なんですけど、時代が違いすぎてどっちがすごいかというのは、ちょっと分らないですね…。

今回の本題は、ちょっと前に行った新十津川駅に行った様子を書いてみます。新十津川駅のある新十津川町は、北海道空知地方中部にあり、石狩川が流れ、北海道では有数の米どころです。町名の由来は、1889年に起きた奈良県吉野郡十津川村での十津川大水害の被災民がトック原野に入植し新十津川村と称したんだそうです。現在も姉妹都市になっているそうです。北海道には北広島市もあるのですが、こちらも広島県の人たちが集団移住して開拓した町のようです。

新十津川駅は、札沼線の終着駅になります。現在は沿線に大学などが多いため、学園都市線の愛称で親しまれています。元々は留萌線の石狩沼田駅まで続いていたのですが、1972年に新十津川ー石狩沼田間が廃止になりました。札幌駅から北海道医療大学駅までは電化されいわゆるドル箱路線なのですが、石狩当別駅から新十津川までは、非電化のままです。非電化のまま残された北海道医療大学駅 – 新十津川駅間は、列車本数・利用者数とも少ない閑散区間です。1両編成の列車が走るローカル線となっています。1 km当たりの1日平均利用者数を示す輸送密度は、北海道医療大学駅 – 新十津川駅間は、JR北海道管内では最低です。(100円稼ぐのに2000円位掛かるのだそうです。もしかしたら間違いです。)

そのような路線のため、朝9時40発の列車が始発であり終列車なんですね。今年の3月のダイヤ改正により、1日1本しかありません。それまでも、たった3本なのですが…。始発で出かけるとその日のうちに列車では帰って来ることが出来ません。到着する列車も9時28分に到着。その列車が12分後の9時40分に発車しておしまいです。駅目当ての観光客もいるのですが、ほとんどの人が40分発の列車に乗って帰ってしまいます。28分に到着する列車で行ったのですが、近くの保育園の園児と保育士さんがお手製の絵葉書でお出迎えしてくれます。出発の時はまた来てねぇ~と両手を振ってお見送りです。毎日しているんだそうです。今回は30人位到着し、折り返しに乗らなかったのは5人位でした。駅で一休みしていると園児と保育士さんが、どこから来たのか話しかけてくれました。埼玉県だよと言うと、公文式の日本全国の地図の埼玉県の所を持ってきて、ここですか?とはにかみながらまたまた話しかけてくれます。当たり~とハイタッチをしました。みんなおりこうでした。駅周辺を散策していると今度は園児が保育園へ帰っていきます。手を振ってこちらがお見送りの立場に…。

園児のお出迎えのおかげで、思い出に残る終着駅になりました。この園児が何年か先に旅立つ時がくる時まで存続して欲しい路線です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再会

こんにちは。営業課の新家です。

和歌山は、朝晩は涼しい日もありますが、日中は毎日暑い日が続いております。

ここ最近は、豪雨などで災害に合われた方をニュースで見ることも多く、
お見舞い申し上げます。


今回は、先日驚きと感動したことを書きます。先日、弊社求人募集の手続きで、上司に同行して地元のハローワークに出向きました。

担当して下さった方から色々お話を伺い、地域特有の状況なども伺えて、なるほどなぁなどと思い聞いておりました。

そして、説明も終わり帰ろうとした最後の最後で担当の方から
「新家さんですよね?」と声を掛けられました。
私は「はい、そうですが??」と応えると
「○○小学校。○○中学校の新家さんですよね?」
「小学校○年生で同じクラスだった、●●です」とのこと!!

なんとなんと!、同級生が対応してくれていたのです!!
しかも、同じクラスだったらしく、更に驚きました。

残念ながら、私は小学校低学年の記憶がほとんどなく・・
名前を伺っても全く覚えがなく、申し訳ない限りでしたが、目立つ存在ではなかった自分を覚えてくれていた、ということに、かなり感動しました。

私は和歌山を25年間離れていて、その間は4年に一度しか帰郷しておらず
(姉からは、オリンピックか!と突っ込まれたことも・・)
同窓会も全く参加しておらず、よく覚えてくれていたなぁとかなり感動しました。

弊社社長ブログ「25年ぶりの母校」でも、母校での新卒採用の手続きで対応いただいた方が、社長が学生だったころの担当の先生だったというお話もあり、こういう事もあるんだなぁと驚きました。^^

【DIY】手作りプレゼント♪

こんにちは。購買課の山下です。
毎日暑いですね。
早いもので7月も残りわずかですね。
あっという間に今年も終わりそうと思っている今日この頃ですっ・・・

今回は次女の誕生日プレゼントについてのお話しをさせて頂きます!
次女は先月で2歳を迎えました☆

ままごとを好む娘の誕生日にはミニキッチン(子供用)をプレゼントすることは決めており、キャラクターはアンパンマンかな・・・と。
ですが色々考えているうちに、「世界に一点モノ」を作製することに決めました(^o^)ヨッシャっ!!
そうと決まれば、イメージ図・必要材料の拾い出し等と準備を進め、休日には買出しを行い、いざ作業開始っ!!

私一人で完成させるのではなく、次女以外の4人皆で何らか手を加えて、皆で完成させることとしました(*^^*)

【役割】
私:下記以外すべて
嫁:やすりがけ・ペンキ塗り・見守り・次女の面倒
長男:左扉の金網張り・アンパンマン顔書き・次女の面倒
長女:ペンキ塗り・ネーム貼り・次女の面倒

☆~施工の流れ~☆
①養生→②三段ボックのカット(開口)・組立→③背面うすべニア張り→④化粧材貼り→⑤すのこカット調整・ペンキ塗り・設置→⑥扉加工・金網張り・取付→⑦水栓もどき取付→⑧シンク設置
→⑨ネーム貼り(KAYANO’S KITCHEN)→⑩片付け→⑪完成\(^o^)/

ざっと⑪項目にて各役割分担を終え完成となりました~♪

誕生日の日まで一旦保管し、当日に次女へプレゼントしました。
次女「わ~ぁっ!!」と目を大きく見開き最高の笑みっ!!感動☆彡
そうです。その最高の笑みを私含め4人は楽しみで仕方がなかったのです・・v(^^)v
納得のいくモノが出来き、また喜んでくれると企画して良かったと心から思えたひと時でした☆

飽きずにいつまで遊んでくれるかな?・・ですね・ω・

六甲山カンツリーハウスで雪祭り

こんにちは。CS班の中嶋です。
先日、家族と主人の両親・妹家族の合計10人で旅行に行ってきました。

毎年夏休みに同じメンバーで行くのですが、今年は私が妊娠中ということで近場の有馬温泉へ。。。

当日、梅雨明けしたはずが朝から小雨。。。
途中、六甲山に寄ると、霧がすごくて10m先も見えないくらい(*_*)

なんとか車で上まで登り、六甲カンツリーハウスで雪祭りが開催されてるとのことで行ってみました!

雪祭り会場は冬季はスキー場で使用されている場所で、長い長い急斜面を下ってやっと到着。

雪・・・というよりも100㎡くらいの氷の塊でした(+_+;
宝探しゲームもやっていましたが時間が間に合わず、氷で遊びました。

1歳の娘は初めての雪(氷?)に大興奮! それだけでも行って良かったな~と思いました。

しばらく遊んで、帰りは下ってきた長い長い急斜面をひたすら登る・・・

妊婦にはかなりの重労働(汗)暑くなくてよかった!

あとは有馬温泉行ってホテルで子供達はプールであそんで温泉→美味しい夕食。

楽しい楽しい旅行でした。毎年つれて行ってくれるお母さんに感謝感激です!

 

感動した絵本を一冊

はじめまして、営業企画班の中島です。
今回、ブログを書かせていただくことになりました。

暑さも本格的になり、何もしていなくても汗が出る!という季節になりました。
寒さにも暑さにも弱い私としては、夏早く終われの一念で日々を過ごしています。
夏は夏の楽しいイベントがあるんですが、アスファルトから立ち昇る熱気を見るともうだめです。生気がみるみる奪われます。
夏好きな人を尊敬します……。
今日は、絵本を読むのを趣味にしている私から、感動した絵本を一冊ご紹介。
私の好きな作家のひとりの、ショーン・タン
代表作は、『ロスト・シング』『エリック』『夏のルール』『アライバル』があります。
その中から、彼の作品の中でもっとも有名だと思われる、『アライバル』の話を。

──まるで無声映画のような、大人向けの絵本『アライバル』

装丁はずっしりと重く、重厚なデザイン。足元の不思議な生物をやや身をかがめて見る壮年の男性の姿が描かれています。全体的にセピア色の様相を帯びた古い本のようで、不思議な物語の予感を感じます。映画館の座席に座って映画が始まるのを待つときの気持ちに似た思いが去来します。わくわくとはまた違った、なんとなく厳かな気持ち……
この本は大人向けですよ、というやんわりとしたメッセージさえ伝わってくるような気がします。

さて、ページを繰るとどうでしょう、ページのここかしこに描かれる、不思議な生き物、建物。
セピア調で統一された絵はノスタルジーを引き起こし、ここではないどこかに確かにある世界を思わせます。
ときには大きく見開きを使って、ときにはいくつもコマ割りして、ゆっくりと、静けさの中で淡々と「絵」が展開していきます。

そう、この本には、文字が一つもない本なのです。

まるで無声映画。
圧倒的な世界観を、緻密なイラストで表現した「グラフィック・ノベル」です。
見開きいっぱいに描かれた鳥瞰風景を見たとき、圧倒的な感動が湧き上がります。
それは喜びというひとつの感情だけではなく、何か大きな、圧倒的なものに気おされたときに感じる感動です。

──無声映画のストーリーは胸打たれるものだった

この本が大人向けであるのには理由があります。扱っている題材が、ただ単に不思議な異世界の不思議なお話に終始しないからです。主人公の男性は、妻と娘を残して、遠く異国に働きに出ます。全く知らない異国に降り立ち、心細さの中で仕事を探し、狭い部屋で一人で生活を始める。文字が無いからこそ、伝わってくる男性の心細さ、心もとない気持ち。異国の言葉も分からないという戸惑い、不便さ。
その中で、男はいろいろな事情を抱える人々と出会います。祖国にはいられず、命からがら逃げてきた彼らは難民です。
生々しく、確かにそこにある現実。決して幸福ではなかった彼らは生きるために、遠い異国まで逃げてきた……

ショーン・タンの確かな筆致は生々しく、それらは訴求力をもって迫ってきます。
男が懸命に働く理由を理解したとき、大きく心を揺り動かされました。

──最後に

これは大人のグラフィック・ノベルです。
転勤する人、した人、新しい仕事を始める人、頼るものの少ない場所で何かを成そうとする人の不安や心もとなさに重なる部分があるのではないでしょうか。
この本は、それでも生きていく、生きていかねばならないという苦しみと心細さ、そして希望を垣間見せてくれます。
作者のショーン・タンのこの作風は、移民であった父の経歴が影響を与えているといわれています。

読み終わったあとは、長い無声映画を見終わったような感覚になります。
ラストシーンにはまたも感動。
これほどまでに心に迫るエンディングを絵本で見たことはありません。

──余談ですが

読むならあえて海外版で。
日本語の奥付などでなんとなく余韻が薄れてしまいます。

同作者の著書で他のお気に入りは『エリック』。
こちらは手のひらサイズの絵本で、文字があります。
お国柄なのよ、と異文化を大きくくるむこの一フレーズが好き。
ぜひとも気が向いたら、『アライバル』とともに手にとって見てください。